英語を学ぶ 101の方法
ここで、英語力を向上させるためにできる 101 のポイントをご紹介しましょう(順不同)。
- 間違いを恐れないようにしましょう。自信を持ちましょう。間違わなければ誰にも訂正してもらえません。
- 英語に身を投じましょう。英語しか聞こえない環境に身を置きましょう。否が応でも英語を学ぶことができます。一番の学習方法は話すことです。
- 毎日練習しましょう。自分で学習計画を立てましょう。1週間に何時間勉強するか決めて、それを守りましょう。日課を確立しましょう。
- 家族や友人に学習計画を話しましょう。学習の後押しをしてもらうだけでなく、邪魔をしないよう配慮してもらいましょう。
- コアとなるリーディング、ライティング、スピーキング、リスニングのスキルを磨きましょう。これらすべてに取り組まなければ、英語力の向上はかないません。
- 新しく学んだ単語を覚えるための単語帳を携帯しましょう。センテンスの中でその単語を使い、3回以上口に出すように心がけましょう。
- 少なくとも 1日 1回は EC の無料英語学習ウェブサイトにアクセスし、レッスンを受けましょう。
- テストに向けて語彙を学ぶ際によく見られる方法のひとつがリストの暗記です。テストのために暗記した情報を保つことは難しいため、短期間の学習にのみ役立つ学習法です。
- 体内時計を利用しましょう。あなたが朝型人間でないのなら、午後に勉強しましょう。
- 単語だけを覚えるよりも、その単語を使った例文を覚えた方が記憶を定着させやすいはずです。
- テストを受ける計画を立てましょう。何かに向けて勉強しなければならない方が一生懸命勉強できます。
- そうは言っても、テストのためだけに勉強するのはお勧めできません。大局的な視点を持ちましょう。英語を自在に操れたら、どんなことができるでしょう?生活の質はどのように向上するでしょう?
- 長期的な目標を立てましょう。その実現に集中しましょう。
- 短期的な目標も設定し、目標達成ごとに自分自身に何らかの「報酬」を設定します。
- 義務感からではなく、心から学びたくなる雰囲気を作りましょう。自ら望んで学ぶ方が、より多くのことを学べます。
- 自分に一番合う方法を知りましょう。以前うまくいった方法を思い出して、それを貫きましょう。
- 自分なりの学び方を見つけましょう。暗記する、読む、話す、まとめるなど、さまざまな方法があります。一番しっかり学べる方法を見つけましょう。静かな場所でひとりで勉強することかもしれませんし、グループで勉強することかもしれません。
- 助けを求めましょう!分からないことがあったら誰かに聞かなければなりません。先生、クラスメート、友達の力を借りましょう。
- 復習!復習!復習!学習した内容を復習する時間を必ず取りましょう。
- ひとりで一度に 30分以上勉強するのはお勧めできません。定期的に休憩を取り、新鮮な空気を吸って脚を伸ばしましょう。
- レベルアップを急ぎすぎてはいけません。今の自分のレベルに集中しましょう。
- テレビより DVD を観ましょう。何度も視聴できる素材を利用すれば、最初は分からなかった情報を理解できるようになります。
- テレビでは、正確に聞き取るチャンスが一度しかありません。これはハイレベルの生徒向けです。英語のネイティブスピーカーと話す練習には最適でしょう。相手の言葉を一度で聞き取れるようになるからです!
- グレーデッド リーダーズ (Graded Readers) を読みましょう。Graded Readers とは、読者のレベルに合わせて書かれた教本です。小説を一冊全部読みましょう。きっとできます!大きな自信につながるでしょう。
- 子供向けの本は語彙もやさしく、Graded Readers の代わりに最適です。
- 新聞には受動態構文が豊富に盛り込まれています。記事をひとつ丸ごと読んで、受動態の文を探してみましょう。
- まずは趣旨を読み取りましょう。すべての単語を理解しようとする必要はありません。新しい単語は後で調べましょう。
- 文の中に分からない単語があったら、周りの単語に目を向けましょう。そこにヒントが隠れています。文脈から意味を推測してみましょう。
- 語根を学びましょう。単語の意味の推測に役立ちます。例えば scrib は「書く」、min は「小さい」という意味です。
- 新しい単語をひとつ覚えたら、他の形についても考えましょう。beautiful(形容詞)、beauty(名詞)、beautifully(副詞)といった具合です。
- 接頭辞 (dis-、un-、re-) と接尾辞 (-ly、-ment、-ful) を覚えましょう。単語の意味が推測できるようになり、語彙が増えます。
- 日 本語やフランス語とは異なり、英語には語強勢(アクセント)があります。新しい単語は、音節を数えてアクセントの位置を見つけましょう。アクセントは 1 つの単語に 1つだけあり、常に母音に置かれます。2音節の動詞は 2番目の音節にアクセントがあります (beGIN)。2音節の名 詞 (TEAcher) と形容詞 (HAPpy) は最初の音節にアクセントがあります。
- 使える場面では必ず英語を使いましょう。実にシンプルな方法です!
- 母国語から英語に翻訳するのは止めましょう。流暢に話せるようになりたいなら英語で考えましょう。独り言を言いましょう。ただしバスの中では控えること。おかしくなったと思われてしまいます!
- 本から英語を学ぶことはできません。車の運転と同じように、実践してみて初めて学ぶことができるのです。
- 文法を一番自然に学ぶ方法は話すことです。
- 英語で日記や記録をつけましょう。まずは 1日に数センテンスから始めて、徐々にたくさん書く習慣を身につけましょう。
- インターネットにブログを開設して、文章を世界に公開するのもいいでしょう。
- い い文章を書くには、まず文法やスペルを気にせずに、できるだけ多くの意見や考えを思いつくまま紙に書き出しブレーンストーミングすることから始めます。そ れから構成を考えます。次に正しい文法とスペルを使って、まとまった文章に仕上げます。最後に全体を読み返すか、他の人に見せて間違いがないかチェックし てもらいましょう。
- 言いたいことがすっかり変わってしまう可能性があるので、句読点の位置に注意しましょう。次の 2つの文の違いが分 かりますか?"A woman without her man is nothing." と “A woman: without her, man is nothing.”
- 心を込めて歌いましょう!美しい歌声を世界に響かせましょう!英語の歌を覚えて歌い、滑らかさとイントネーションを鍛えましょう。カラオケはいかがですか?
- ペンフレンドを作るか、チャットルーム、フォーラム、コミュニティーサイトを利用しましょう。英語で話す相手がいないときの、次善の学習法です。
- 英語の CD をシャドーイングしましょう。数センテンス聞いて、聞こえたことを反復しましょう。リズムとイントネーションに集中しましょう。
- 家で英語のラジオを聴きましょう。一生懸命に耳を傾けなくても、耳が鍛えられます。
- CD をミラーリングしましょう。CD に合わせて声を出しましょう。これもイントネーション、発音、リズムの学習に最適です。
- ディクテーションしましょう。CD か友達の声に耳を傾け、聞こえたことを書き取りましょう。
- 自分の声を聞くのを好きな人はいませんが、勇気を出して挑戦しましょう!自分の声を録音して、発音とイントネーションを聞いてみましょう。問題のある分野を特定するのに役立ちます。
- 手伝ってくれる先生がいたら、レッスンを録音していいか尋ねましょう。これは復習に最適です。先生の話すスピードとイントネーションを聞くこともできます。
- 英英辞典を活用しましょう。翻訳せず英語で考え続けるのに役立ちます。
- 英英辞典が取っつきにくければ、自分のレベルに合った英語学習者用の辞典もあります。
- 辞書に頼りすぎるのは止めましょう。辞書はあくまで補助的存在です。一番の先生にするべきではありません。すぐに辞書で調べるのではなく、単語の意味を推測するよう心がけましょう。
- あきらめてはいけません!常にポジティブでいましょう!思う速さで学習が進まないと感じることもあるでしょう。これは誰もが経験すること。心配する必要はありません。最後には目標を達成できるはずです。
- 楽しみましょう!楽しんでいるときの方がたくさんのことを学べます!
- 話すときに緊張するなら、何か言う前に 2回深呼吸しましょう。リラックスした方がうまく話せます。
- 以前使った教科書や CD をもう一度見直したり聞き直したりすることで、意欲を保ちましょう。あまりにも簡単に思われて、きっとビックリするはずです!よかったですね、あなたのレベルは確実に上がっています!
- 英語の学習を始めるのに、若すぎるということも高齢すぎるということもありません。学ばない言い訳をするのは止めましょう。ぐずぐずしているひまはありません。
- 足踏みは成功を遠ざけます。先延ばしを止めるには、勉強が嫌だからか、それとも悪いくせなのかを理解することが重要です。
- 望みどおりの結果が得られていないとしたら、それは言葉が苦手なせいではなく、自分なりの学習方法をまだ見つけていないせいです。
- レベルに合った教材を使いましょう。難しすぎたり、簡単すぎたりするテキストや聞き取り練習に取り組むのは止めましょう。手応えがありながらも挫折せずにすむ教材を利用しましょう。
- アクセントは完璧である必要はありません。自分のアクセントを重んじることは、文化的アイデンティティを持つ上で重要です。英語のネイティブスピーカーは、アクセントのある英語に味わいを感じます。
- 英語にはさまざまな種類があります。イギリス英語、アメリカ英語、南アフリカ英語など。どれかが間違っているわけでも、劣っているわけでもありません。英語は英語です。
- ただし、アメリカ英語とイギリス英語の違いには注意して、単語を使い分けるようにしましょう。例えば、Elevator(アメリカ) / Lift(イギリス)がよい例です。
- キューカードを持ち歩きましょう。キューカードとは、新しい単語を書いたりできる小さなカードです。ちょっと時間があるときにいつでも取り出して見ることができます。
- ポストイット(付箋メモ)を使い、家のあちこちに貼りつけましょう。いろいろな物に名前をつけておけます。愛犬にも貼ってみては?
- 句動詞(phrasal verb:2語から成る動詞)は避けて通れません。英語には数多くの句動詞があり、広く使われています。意味に注目するほど、新しい語の意味が推測できるようになってきます。パターンを認識できるようになるのです。
- 直感を使いましょう。自分の勘を信じましょう。最初の推測が当たっていることが多くて驚くはずです。先ほど言ったように、自信を持つことが大切です。
- 考えをまとめましょう。口に出す前に少し時間をかけて考えましょう。文法を理解していても、話すときに正しく使えていないかもしれません。
- 新しい人々に出会いましょう。あなたの町にいる、英語を話す人たちと交流するように努めましょう。外国人が集まるクラブやバーに出かけるのもいいかもしれません。一杯おごってあげれば喜ばれますよ!
- 自分から英語で話しかけましょう。会話が続くように努め、あいづちを打ちましょう ("really?" / "go on…" / "what happened then?")。他の人に話しかけられるのを待っていてはいけません。自分から飛び込みましょう!
- ディ ベートしましょう。グループでさまざまな話題について話し合います。それぞれがひとつずつ見解を選び(自らの見解とは食い違っていたとしてもそれを担当 し)、グループ内で討論します。自分が展開する主眼点をしっかり伝えましょう。他の人の意見に積極的に耳を傾けましょう。積極的に聴く姿勢(アクティブリ スニング)は教室で役立ちます。グループスタディーセッションからより多くを学べるだけでなく、セッションにより貢献することにもつながります。話してい る人に集中しましょう。他の人や出来事に気を取られたり、そわそわしたりしないようにしましょう。話し手に目と耳を集中させます。さらに多くのことを聞き 取るため、話し手の仕草を目で追いましょう。聞き取れた内容を復唱してみると、その人の考えを理解するのに役立つかもしれません。
- 英語の単語を覚えるだけでは不十分です。オウムに英単語を教えることはできますが、単語を憶えたからと言ってオウムは英語を話せるわけではありません!やはり、文法の理解は必要です。
- 英語では、ある出来事が起こったタイミングを表現する際に、動詞の時制を利用します。みなさんの母国語には、動詞の時制に相当する表現がないかもしれません。時制とその使い方を理解することが重要です。
- 英語にはたくさんの不規則動詞があります。こうした動詞は頭に刻み込まなければなりません。
- 努力を続けましょう!英語を話さずにいると、レベルが下がり、それまでの努力が無駄になってしまいます。
- テストで悪い点を取ってもやる気をなくしてはいけません。英語のテストに合格する力がある人でも、英語によるコミュニケーションも上手だとは限りません。英語をのびのびと話すことができるなら、そのことに誇りを持つべきです。
- 忘れてはいけません、最善を尽くしたなら、それだけで成功と言えるのです!
- 友だちと一緒に英語を学びましょう。一緒に練習する人がいれば、お互いに触発し合って学ぶことができます。
- 英語の綴りは発音と一致するわけではありません。例えば「Ough」には 6種類を超える発音があります。発音記号をしっかり理解しましょう。辞書に書かれている単語を正しく発音するのに役立ちます。
- アクセントも抑揚もない曖昧母音、「シュワー (schwa)」[ə] に慣れましょう。「シュワー」は英語で最も頻繁に登場する母音です。例えば about の「a」と supply の「u」がそれに当たります。
- レベルが高くなるにつれて、上達に時間がかかるようになることを覚えておきましょう。通常、最も急速に上達するのは初心者のときです。突然何も学べなくなったなどと考えてはいけません。上達が目立ちにくくなっただけなのです。
- 状況に合った英語を使うように心がけましょう。友人との会話でスラングを使うのは構いませんが、仕事の会議で使ってはいけません。単語やフレーズは、どんな状況で使うべきものなのかを必ず判断しましょう。
- 教科書に載っている英語は、多くの場合普段のくだけた話し方とは異なります。くだけた「スラング」を学ぶには映画を観ましょう。
- イディオムは暗記するのが難しいかもしれませんが、使うととても楽しい上に、あなたの英語をいっそう生き生きとしたものにしてくれます。
- 会 話では普通、単語がつながり合い、2つの単語が 1つのように聞こえます。簡単に言うと、子音で終わる単語は母音で始まる単語とつながります(子 音>母音)。また、母音で終わる単語も母音で始まる単語と結合します(母音>母音)。これを練習してリスニングと発音を向上させましょう。
- インターネットを活用しましょう。学習に役立つ情報の宝庫です。BBC Learning English (learnenglish.ecenglish.com) などが一例です。
- 自分の得手不得手を知りましょう。上達したい分野を書き出して、上達させるように励みましょう。もちろん、得意な点のことも忘れてはいけません。これまでの自分の頑張りに誇りを持ちましょう!
- 間 違って覚えていることは、あらためて覚え直しましょう。同じ文法上の間違いを何度もしているはずです。英語のテストの結果を学習ツールとして活用しましょ う。間違いを見直し、重点的に取り組むものを 1つか 2つ選び出しましょう。お気に入りの文法書を使って規則を確認しましょう。
- 正し い冠詞 (a/an、the) を使いましょう。冠詞のルールは、「a/an は不定冠詞」、「the は定冠詞」といった単純なものではありません。例 えば、a university (子音で始まっているため an university とはなりません)。an hour (h は普通発音しないため、a hour とはなりません)。
- すらすら話すために、イメージトレーニングをしてみましょう。レストランに出かける前に、ウェイターが言いそうなことを考えてみるのです。自分が使うフレーズを考えてみましょう。
- コ ミュニケーションには、たいてい身振り手振りが伴います。これは文化や国によって異なる場合があります。例えば、勝利を表す指 2本の「V」サインは手の 平を外に向ければ問題ありません。でも手の平を自分に向けてこのサインを出すと、イギリスの人は怒るでしょう。このサインの意味は…イギリス人に質問し て、自分で確かめてみてください!
- 一番簡単な秘訣は、睡眠を取ることです!一晩ぐっすり眠ると、より多くのことを学べます。より集中することができるようになります。
- 英語圏で英語のコースを受講しましょう。
- 海外で学んでいるなら、同じ出身国の人たちとだけでなく、他の国の人とも交流しましょう。自国の人とシェアハウスに住むことはお勧めできません。他の国々の人たちと一緒に過ごして、より文化的な体験を楽しみましょう。
- 海外で働いたりインターンシップを体験してみたりしてはどうでしょう?
- きちんとした資格のある先生を見つけましょう。間違ったことを学びたい人などいないはずです。
- 英 語という言語のすべてを学べる人はいません。そうしようとする必要もありません。学習に役立つ近道をご紹介しましょう。英語には、発音が同じでもスペルや 意味が違う単語がたくさんあります。例えば、"come here" の発音は "I can hear the birds" と部分的に同じです。ある単語の別の意味を覚えることは、語彙を増やす上でより容易な方法となるかもしれません。
- 基礎レベルの英語を習得したら、同じことを別の言い方で言えないか考えてみましょう。これで聞き手をもっと魅了する英語が話せます。すでに基本が分かっているのですから、それほど難しくはないはずです。例えば、英語には何とおりの「さようなら」があるでしょう?
- 英語コースを受講する際は、きちんと準備をして授業に臨みましょう。宿題はできるだけ早く終わらせて、期限内に提出しましょう。授業前の数分間を使って、メモや前回のレッスンを見直しましょう。これで記憶がよみがえり、レッスンに向けたウォーミングアップができます。
- 授 業中に注意散漫にならないようにしましょう。レッスンに集中しましょう。窓の外を眺めたりしていてはいけません。遅刻は避けましょう。レッスン開始の数分 前に教室に到着しましょう。英語で話しかけてこない生徒の隣に座るのは避けましょう。携帯電話の電源を切りましょう。整理整頓を心がけ、忘れずに教科書、 ノート、ペンを用意しましょう。
- 静かに勉強できる心地よい場所を見つけましょう。100%集中できる場所が必要です。
- 最後にもうひとつ大切なのが、EC で英語を学ぶことです!